紫苑「...もう抱き締めてんじゃん。」 悠真「ごめん。結局濡れたな。」 ...この人がいてくれて良かった。 誰かの胸で泣いたのは初めての事だった。 悠真「多分、俺たち。 うまく付き合えると思うよ。」 紫苑「何で?」 悠真「んー。俺が紫苑の事 めっちゃ好きだから。」 紫苑「何それ。」 お調子者だけど、信じたくなる。 副社長がそう言うのなら 本当にうまく付き合えるかもしれないと 思いたくなる。 傘を拾い、また歩き始め 私の家に着いた副社長は じゃあと短く手を挙げた。