それから私は体調を崩したり
彼は忙しかったりと
なんだか彼は冷たくて
返事も来なくなった。

ほんとは気にしていたけど、
私は体調を戻すことと、
メンタルを回復させること、
自分磨きを頑張っていた。

たまに、返事来るけど、
不安は積もって…

『彼に彼女ができてほしくない。
他の誰かを愛すなんて嫌…。』

どうしても、そう思ってしまっていた。


その不安が想いが募って、
また気持ちを伝えた。
サムではなく、恋人がいいと。


だけど、
日にちを開けてから
とうとう友達の関係でと
〜が好きだったと過去形で言われてしまった。


もうこれは、本当に無理だろう…。


あぁ、ほんとに脈ないんだ。
じゃあ、手繋いだのは?サムになったのは?
一体なんだったの?
と、いろんな考えが頭をかけ巡った。

だけど、
あれから無理になったか、
最初から彼の優しさでしてくれていただけだろう…。


これからの私のためにも終わらせなきゃ、こんな曖昧な関係。
彼を嫌いになれたら忘れられるのに…
そう思った。
 
まだどうなるかはわからないけれど、
きっとサムもおわり。



私達の恋は完全に終わりを告げるだろう…


私はまだまだ忘れられない。

彼が好き。


だけど、

嫌われたくはない。

重荷になりたくない。


自分を犠牲にもしたくない。
もう散々してきた。


未来の私の為にも
これでよかったんだ。



新たな自分の道を見つけかけ、
もう歩きだしていた私。

このまま
また進めばいいんだ。

彼を追いかけず、
私は私で。
 
自分自身に意識を向けて一。