私はいつものように朝起きて準備をする。




鏡の前に立つと目が少し赤くなっていた。



用意をして電車ギリギリ。駅まで走る。





飛び乗ってセーフ





学校に着くとななせが眠そうにあくびをする。





普通に学校が始まり、普通に授業を受け、昼休み。




何一つ変わらない。昨日と、まったく。




「やっと、昼休みー!まりな、鈴木んとこでご飯食べよ」




一番聞きたくない名前。




「私、パス。今日は後輩と食べる約束してるからななせだけで行っておいで」





「そう?分かったじゃあ、ラブラブしてきまーす」




そう言って先生の所に走って行ってしまった





私の顔は完全に引きつっていた。







あっという間に昼休みが過ぎ




あっという間に一日が過ぎて行った。






そして、あっという間に一週間が過ぎ、




あっという間に人生最後の卒業テスト期間が始まった。