それから私たちは毎日連絡を取り合い、愛をはぐくみあった。

でも、普段接する態度はだんだん冷たくなっていった。

そのたびに、私からの連絡は少なくなっていった。

先生も私からの連絡の少なさに気が付いたのか、先生からの連絡も少なくなった。

教室にいても

家に居ても

ななせと話していても

授業を受けていても

先生のことを忘れることはなかった。

ななせと久々に部活に顔を出した。
すると、何日ぶりだろう。

話したのは。

「あれ、ちょっとお前ら2人太ったんちゃう?」

冗談でも何でもいい。

先生と話せたこと。

それが嬉しくて涙が出そうだった。

話せるってこんなにも幸せなんだ。と改めて感じることができた。

「「太ってないし!!」」

と二人で先生を怒った。

先生は笑っていた。

まだ、私たちの関係は終わっていないんだと確信した。