5分後には家の前まで来ていた。 チャイムを鳴らすとケイジじゃなくて、 マサヒサが出迎えてくれた。 「アヤ。」 「ケイジなんであんな風になったの?」 「近づくなって言った。」 「うそやろ?」 「ケイジじゃなくて、ユウヘイにいったつもりやったけど 振り返ったらケイジやって・・・」 「そうか。」 「アヤ。」 ケイジが顔出した。 「ケイジ。ごめんな。嘘やねん。」 「・・・。」 「許してよぉ・・・。」 「いやだ・・・ っていったら?」