優輝side

琉生のやつ、あいつのこと…でも、あいつが幸せな方をしてあげないとな。

「優輝くん、どうしたの?早く働きな!」

「ぁ、はい!すぐ行きます」

あー、どうしようずっとぼんやりしたままだ。
あいつにひどいこと言ったしな。なんて謝れば
とりあえず働くか

「いらっしゃいませーって?ん?友希?」

なんで友希がいんだ?

「優輝くんいきなり来てごめん。話したくて…」

あの話か、あれは俺も話したい。

「すいません、先輩。少し休憩入っていいですか」

「もーう、しかたねーな。行ってこい!」

「ありがとうございます」

とりあえずあいつと話したい

「なんでこの場所を知ってるんだ?」

「えっと、琉生くんに教えて貰って…」

また、あいつか。てことは別れ話なのか?

「そ、で、何話は?」

少しいらだってきた。

「ごめんなさい。琉生くんのこと」

え?なんで謝るんだよ。

俺は友希が琉生と何があったかを全て知った。

「そっか。悪かった。俺も。一人で辛い思いさせてごめんな。悪かった」

素直になった方がいいな。俺はもう後悔したくない

「ふふっ、仲直り出来てよかった。やっぱりすき」

「俺もよかった。大好きだ」

そしてあいつの唇に俺の唇を重ねた

「んっ//」

「悪い。少しやりすぎた。てか俺もう戻らないと」

「てか、バイトしてたなんて聞いてないよ!」

友希に何かを買うためなんて恥ずすぎて言えんよな

「まぁね。秘密にしてたからな。じゃあな」

「もう!教えてよね!けち!明日ね、」

可愛いな。やっぱりあいつの隣は俺しかいない。