こんな大切な話をこの時期まで隠されたままで。
友達からの又聞きで知ることになるだなんて。
こんな形で知ることになる私の気持ちを、藤瀬くんは少しも考えてくれなかったんだろうか。
いったい藤瀬くんにとって私の存在とはなんだったんだろう。
普通だったら。
普通のカレカノなら。
自分たちの関係を左右する大事なことは、何よりもまず先に話してくれるものなんじゃないだろうか。
どうにもならないことだとしても。
遠く離れてしまっても。
二人なら大丈夫だと信じあうものなんじゃないの?
それを意図的にしなかったということは……。
もしかしたら藤瀬くんは、このまま黙って卒業して、私と自然消滅を狙ってたんだろうか。
だとしたらもう……なにも信じられないんだけど……。
「茉莉香。大丈夫だよ」
放心状態の私を庇うかのように、亜弓と奈緒がきつく抱きしめてくれる。
それがとても温かくて、私はポロリと涙を零した。
「それにしてもアイツ、どういうつもりなんだ?」
「茉莉香にも伝えてないなんておかしいだろ」
「週末は卒業式だってのに」
涙を流す私に代わって、田原くんと小沢くんが激怒してくれる。
「俺ちょっと真斗に連絡してみるよ」
そう言って田原くんはポケットから携帯を取り出してプッシュボタンを押し始めた。
友達からの又聞きで知ることになるだなんて。
こんな形で知ることになる私の気持ちを、藤瀬くんは少しも考えてくれなかったんだろうか。
いったい藤瀬くんにとって私の存在とはなんだったんだろう。
普通だったら。
普通のカレカノなら。
自分たちの関係を左右する大事なことは、何よりもまず先に話してくれるものなんじゃないだろうか。
どうにもならないことだとしても。
遠く離れてしまっても。
二人なら大丈夫だと信じあうものなんじゃないの?
それを意図的にしなかったということは……。
もしかしたら藤瀬くんは、このまま黙って卒業して、私と自然消滅を狙ってたんだろうか。
だとしたらもう……なにも信じられないんだけど……。
「茉莉香。大丈夫だよ」
放心状態の私を庇うかのように、亜弓と奈緒がきつく抱きしめてくれる。
それがとても温かくて、私はポロリと涙を零した。
「それにしてもアイツ、どういうつもりなんだ?」
「茉莉香にも伝えてないなんておかしいだろ」
「週末は卒業式だってのに」
涙を流す私に代わって、田原くんと小沢くんが激怒してくれる。
「俺ちょっと真斗に連絡してみるよ」
そう言って田原くんはポケットから携帯を取り出してプッシュボタンを押し始めた。


