今思えば……なのだが。
あの頃の藤瀬くんは、卒業間近になるにつれて少しづつ変わっていったような気がする。
ちょうど私は自分の進路のことなんかで頭がいっぱいいっぱいになっていた。
だからというわけではないけれど、藤瀬くんの変化に気付いてあげられることができなかった。
今さらだと思う。
あの時のことは、あの時にどうにかしなければ意味などありはしないのに。
けれど、こんなに時間が立ってしまった今だからこそ。
大人になった今だからこそ。
理解できることもあるのではないだろうか。
「藤瀬くんのことが知りたいの。ちゃんと理解したい。最近気が付いたの。私と藤瀬くんの間には、捻じれたなにかがあるんだろうなって」
お互いの言葉の端々に感じるずれ。
お互いの気持ちの拗れ。
これの意味することが何なのか。
私はそれをちゃんと知りたい。
『あの時』でなければ遅いのかもしれないが、もう手遅れなことなのかもしれないが。
私はもう藤瀬くんのことで後悔なんてしたくないのだ。
あの頃の藤瀬くんは、卒業間近になるにつれて少しづつ変わっていったような気がする。
ちょうど私は自分の進路のことなんかで頭がいっぱいいっぱいになっていた。
だからというわけではないけれど、藤瀬くんの変化に気付いてあげられることができなかった。
今さらだと思う。
あの時のことは、あの時にどうにかしなければ意味などありはしないのに。
けれど、こんなに時間が立ってしまった今だからこそ。
大人になった今だからこそ。
理解できることもあるのではないだろうか。
「藤瀬くんのことが知りたいの。ちゃんと理解したい。最近気が付いたの。私と藤瀬くんの間には、捻じれたなにかがあるんだろうなって」
お互いの言葉の端々に感じるずれ。
お互いの気持ちの拗れ。
これの意味することが何なのか。
私はそれをちゃんと知りたい。
『あの時』でなければ遅いのかもしれないが、もう手遅れなことなのかもしれないが。
私はもう藤瀬くんのことで後悔なんてしたくないのだ。


