「彪斗!」
大学内のコンビニで朝飯を選んでる俺に、危機迫った表情で声をかけてきた恭。
「何?」
どーせ〝ノート見せてくれ〟とか〝教えてくれ〟とかだろうと思ってたが、そうじゃなかった。
「俺、今日ハードスケジュールだって言ったろ?」
「あぁ」
二股がバレて、その女同士が結束して恭を責める話し合いの場が今日設けられるらしい。
しかもその話し合いの時間は恭の講義と講義の間の時間にあるらしい。
もともと今日は講義が多い日だ。
二股かけられ女性たちの悪意を感じる。
「…無理なら断ってくれていいけど、俺の妹が高熱出してんのに、看病できる奴が家に誰もいなくてさ。俺の代わりに側にいてやってほしい」
大学内のコンビニで朝飯を選んでる俺に、危機迫った表情で声をかけてきた恭。
「何?」
どーせ〝ノート見せてくれ〟とか〝教えてくれ〟とかだろうと思ってたが、そうじゃなかった。
「俺、今日ハードスケジュールだって言ったろ?」
「あぁ」
二股がバレて、その女同士が結束して恭を責める話し合いの場が今日設けられるらしい。
しかもその話し合いの時間は恭の講義と講義の間の時間にあるらしい。
もともと今日は講義が多い日だ。
二股かけられ女性たちの悪意を感じる。
「…無理なら断ってくれていいけど、俺の妹が高熱出してんのに、看病できる奴が家に誰もいなくてさ。俺の代わりに側にいてやってほしい」