【番外編】セクハラ変態エロ教師なんか好きになるわけなかったのに。。。

彪斗のバカ…。


なんでこんな時に瀧本先生と会ったり、夜遅くに帰ってきたりするの…?


ガチャ…


遠慮気味にドアが開いた。


「何?勝手に入ってこないで」


「怒んなよ。いろいろあって遅くなっただけだから」


彪斗は私の隣に座り、柔らかい口調で話す。


「…いろいろって何よ。せっかくの誕生日だったのに」


楽しみにしてたのに、瀧本先生と歩いてるし、帰ってくるのは遅いし。


もうお祝いの気分じゃない。


こんなに盛り下がることってあるんだって感じだ。


「ごめん。もう二時間で誕生日終わるし、今からお祝いしよ」


やけに素直に謝るもんだ。


気持ち悪。