【番外編】セクハラ変態エロ教師なんか好きになるわけなかったのに。。。

彪斗に限って浮気はないだろうけど、それでも気になるものは気になってしまう。


それはきっと相手が瀧本先生だからだろう。


その二人は、手前の角を曲がった。


その時見えた表情は楽しそうなものだった。


ザワザワ…と心が揺れている。


私の誕生日なのに、なんで瀧本先生と一緒にいるの…?


別に二人は職場が同じなわけじゃない。


何のために会ってるんだろう。


気になって気になってしかたない。


「はぁ…」


私…なんでこんなに心が狭いんだろう。


もう大人なのに醜い嫉妬なんかしちゃって…。


ウキウキしていた心が冷えきった瞬間だった。