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……ホントにツイてない。
急な時間割変更で国語が数学になるなんて。
先生に会いたくなかったのに。
…サボろっかな。
お兄ちゃんは先生と私が話せる時間を作ってくれようとしてくれてるけど、正直、時間があっても話せない。
避けたいって気持ちがある。
こんなに先生が好きなのに。
…ちょっとくらいサボってもいいや。
そう思い、私は教室を出た。
「おい蓮井。どこ行くんだ。チャイム鳴るぞ」
ちょうど先生と遭遇してしまった。
隣には瀧本先生がいる。
どうやら今日は本当に運がないみたいだ。
「…うるさい。関係ないでしょ」
この二人は、物理的にも心理的にも、先輩教師と教育実習生って距離感じゃないんだよ。
イライラする。



