「〝その〟なに?」


意地悪だ…ドSだ…性格悪い…。


だけどそんなヤツが─。


「好きだって言ってんのっ。バカっ」


人生でこの瞬間ほど恥ずかしかった瞬間はない。


それくらい恥ずかしい。


「一言余計なんだよバーカ」


結局、ムカついて仕方ないのに、好きなんだ。


恋心って分かんないものだよね。


こんな性格悪い男の何がいいんだか。


説明しろと言われてもきっと10文字以内に終わるだろう。


けど、なぜか好き。


先生がいなきゃ毎日がつまらない。


私の中で先生の存在はすごく大きいんだ。



♡遊園地デート篇 完♡