数日後私はいろんな検査を受けた。
早く思い出さないとみんなに迷惑がかかってしまう。
病室への帰りあの3人組とばったり会った。

琉萌「病室にいないからどこいったのかと思った。」
邪来「もしかして検査受けてたの?」
萌津「お疲れ!これジュース!奢りだよ!」
青緖「‥‥ジュース?」

固くて円形のものがジュース?
振ってみるとたぽんたぽんと音がした。
上を見てみるとよくわからない金属がついている。

琉萌「振ったら噴き出すよ!
もしかしてこのジュースも知らない?
これは炭酸って言ってこうやって開けて‥‥ぎゃぁぁ!」
萌津「あはは!ジュースの雨だぁ!冷たぁい!」

開けると突然液体が噴き出した。
おさまるとみんなびしょびしょで大笑いしてた。
顔に着いた液体を指で舐めてみると甘くてシュワってした。
周りを見てみると視線が痛かった。
悪いことしちゃったみたいだな。

青緖「ごっごめん‥‥」
萌津「たのしかった!もっかいやろ?」
琉萌「やりません!もー萌津のせいで
患者さんやナースさんにに迷惑かかったじゃん!」
萌津「ぼっ!僕のせい!?」
邪来「そうだな萌津のせい」

ナースさんに怒られて予備の服を貰って更衣室へ向かった。
邪来と萌津と別れたあと二人きりになった。

琉萌「うちの萌津がごめんね?」
青緖「うんん私が悪いから‥‥庇ってくれてありがとう。」
琉萌「そう言えばさ退院したあと家はどうするの?」
青緖「決めて‥‥ない」
琉萌「じゃああたし達の家くれば?楽しいよ!」
青緖「邪魔にならないなら」
琉萌「なるわけないじゃん!楽しみだなぁ!」

私が着替えた服は猫耳パーカーにミニスカートだった。
琉萌ちゃんは黒いパーカーにジーンズで大人っぽい。
病室に戻ると萌津と邪来も先に戻っていた。
一緒に住むことになった話を琉萌がすると喜んでた。
病室には暖かい風が吹き込んできた。