でも、その勇気はアケミにはなかった。 「千夏はちゃんと組み立てて置いてるの?」 『うん。一応は全部組み立てるつもり』 「そっか……」 アケミは数秒間逡巡したのち「わかった。とりあえず組み立ててみるよ」と、答えたのだった。