Schicksal


「ね、ねぇ…」


洗面所で下着とすこしフリルが付いている白いワンピースを着ればリビングへ行く。


リビングにはまだ全員がいて


「この服誰のなの?」


と聞いたのに誰もが返事してくれない!


ていうか皆んな顔が赤くない?


熱?


うつさないでよ?!

「あ、亜美。髪乾かしてこい。」


やっと口を開いたのは海斗


「え、やだ。めんどくさい」


明らかな顔にめんどくさそうな顔をする


ドライヤーするとなんか手使うから疲れるんだよね


「はぁ…」


え?


私今溜息疲れた?!何で!!


そのまま海斗がに手を引かれて階段を上る。


え?何?何なの?


「めんどくさいなら俺が乾かしてやる」


え?


私さっきからえ?しか言ってない気がする!!


まぁ、言ってないんだけどね!


心止まりなんだけど!!


「何で海斗が?」


「風邪引かれたら迷惑だから」


ムキー!!!!


何よそれ!


あんた達はさっき真っ赤だったでしょ?!


連れて来られたのは海斗の部屋。


「うわ…」


なんか思った以上に綺麗。


ベッドの上に座らされる。


後ろに回った海斗は優しくドライヤーで私の髪を乾かしてくれる。


ドライヤーの熱のせいかな?


海斗の指が触れた所が熱くなってく。


「亜美の髪…さらさらだな」


「お、お風呂入った後だからかな?」


あはは、と笑う。


海斗がドライヤーを、手を止める。


いつの間にか私の髪は乾いていた。


「へっ…か、海斗?!」


いきなり後ろから海斗が抱きしめてくる。


「亜美…俺が付き合ってって言ったやつ…嫌だったか?」


「あ、いや、別に嫌ってわけじゃ…」


「好きだ。俺がこんなに思ったのは亜美だけなんだ。仮の彼女たちでもいい。試し期間でもいいから獅子の姫になって欲しい。守らせて欲しいんだ。」


「仮の…彼女?」


私は確かに海斗にドキドキする。


けどね?これが恋なのかなんて分かんない。


それに…大切な人を作るのは怖いよ。


「分かった。仮でいいなら…彼女になる。けど期待しないでね?本当の彼女になるかは分かんないから」


「あぁ、分かった」


海斗が力強く抱きしめてくれる。


私はそれが嬉しくて。


暖かくて。


意識を手放した。