四限の授業が始まる前に、百鳥があたしの顔をじっと見てきた。
「大丈夫?」
選択授業で、上羽はこの授業を取っていない。あたしはその意味を尋ねる。
「カドってあんまり困ってることとか、口にしないから」
「……そう?」
「そう。もっと自分のこと話して良いのにって思う」
百鳥はそう言って穏やかに笑った。あたしが百鳥と仲良くなったのはどちらも一人で、近くの席に座ることが多かったから。
いつの間にか仲良くなって、そこに上羽が来た。というか、上羽もいつの間にかいた。
一緒に居て心地よかった、ので一緒にいた。
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