セカンド レディー



「あはっ…あはははは」



狂ったように笑い出す。



おばさん、あの男とこれからどうするんだろう。



許すのかな?


何事もなかったかのように日々を送るのかな?


ママも


唯花も


おばさんまでも


一人の男に必死になって、


あんなクズ達を大切にする価値あんの?



「だから男の言いなりでしか生きていけねんだよ」


今までにないくらい低い声でその言葉を吐き捨てると、夜の闇に姿を消した。







「さて、どうしよっか〜」


行く場所のないあたし。

ここは、人の少ない田舎じゃない。


遅くなれば警察にだって声をかけられる可能性がある。



さっくっと探すか〜


あたしが困っていると、男は簡単に寄ってくる。


それを利用しないでどうするの?



虐められる原因だった、醜くてたまらなかったこの容姿も、今ではしっかり利用出来る。