「あはっ…あはははは」
狂ったように笑い出す。
おばさん、あの男とこれからどうするんだろう。
許すのかな?
何事もなかったかのように日々を送るのかな?
ママも
唯花も
おばさんまでも
一人の男に必死になって、
あんなクズ達を大切にする価値あんの?
「だから男の言いなりでしか生きていけねんだよ」
今までにないくらい低い声でその言葉を吐き捨てると、夜の闇に姿を消した。
*
「さて、どうしよっか〜」
行く場所のないあたし。
ここは、人の少ない田舎じゃない。
遅くなれば警察にだって声をかけられる可能性がある。
さっくっと探すか〜
あたしが困っていると、男は簡単に寄ってくる。
それを利用しないでどうするの?
虐められる原因だった、醜くてたまらなかったこの容姿も、今ではしっかり利用出来る。

