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外は真っ暗で何時かも分からない。
おまけに、街灯も少なく大雨が降っているため、一層暗く感じた。
この闇のように真っ暗な世界が、あたしの存在をかき消してくれているみたいで、少しだけ…ほんの少しだけ心が軽くなった気がした。
すれ違う人達はほんのわずか。
その人たちは決まって軽蔑や憐れみの視線を送ってくる。
綺麗に着飾っている時は、簡単に男はよってくる。だけど、こういう時は近づこうともしない。
本気で助けて欲しい時、誰も、あたしのことを見ない。
あたしはいつだって、独りぼっち……。
「…ここ」
しばらく適当に歩いていると見慣れた公園が視界に入った。
この場所は、間違いなく行き場所がない時に野宿していたあの公園。
「……ゆう、が……くん」
優牙くんのマンションは、この公園の向かい側。
視線をやると、窓から漏れている光はそんなにない。
時間も分からないのに、迷惑かな……。
もしも深夜だったら…。
だけど、今のあたしに頼れる人なんて他にいない。

