セカンド レディー




「ところで柚姫ちゃんって、けいさんとどういう関係なの?」



化学の勉強をしていると突然聞かれた言葉。


多分、この言葉の意味に男女のカンケーってものは含まれてない。



けいちゃんもここの人間だし、信頼されているはずだもん。




「いとこだよ…」


解いてる問題の手を止めることなく、正直に答える。



如月柚姫と如月圭

同じ名字だし、いとこという言葉に違和感は無い。嘘をつく理由もないしね。



「柚姫ちゃんってほんと人脈広いよね」


「それはお互い様だと思うよ」



霜華もここらじゃ有名で知らない人なんてそうそういないと思うけど。



「解けたからちょっと休憩」


教科書をパタンと閉じ、シャーペンを片付ける。



一度部屋に行き、カバンの中からタバコとライターを取り出し火をつける。



「…ふぅ」



箱の中に残っているのはあと3本。

これで終わりにしなきゃ……。