「あっ!美波〜‼今、笹原に返事のこと聞いてるんだよ〜」
頭に浮かんでいた疑問が全て消えて、私の脳がやっと理解できた。
私が言ったこと、誤解されているんだって。
『大丈夫。まだ、時間は一年以上ある。受験が終わってからでも良い。だから、大丈夫。』
この言葉、私は自信が無いわけじゃないよ、返事は別に早くしてって思ってないよって伝えたくて言った。
心配かけたくなくてムリして笑った。
でも……千紘には、返事を待っているのに全然来ないから我慢してるって思われている。
千紘は私のことを思ってくれている。
……だけど、本当はそんなこと、笹原に言ってほしくなんかなかった。
そう思ってしまったら、本来向けてはならない怒りがふつふつと湧いてきた。
頭に浮かんでいた疑問が全て消えて、私の脳がやっと理解できた。
私が言ったこと、誤解されているんだって。
『大丈夫。まだ、時間は一年以上ある。受験が終わってからでも良い。だから、大丈夫。』
この言葉、私は自信が無いわけじゃないよ、返事は別に早くしてって思ってないよって伝えたくて言った。
心配かけたくなくてムリして笑った。
でも……千紘には、返事を待っているのに全然来ないから我慢してるって思われている。
千紘は私のことを思ってくれている。
……だけど、本当はそんなこと、笹原に言ってほしくなんかなかった。
そう思ってしまったら、本来向けてはならない怒りがふつふつと湧いてきた。



