「告白されて嫌な人はいないと思うよ?」

「美波もそうじゃない?」

「自信もってよ~」


二人が交互に私を励ましてくれる。


「大丈夫。まだ、時間は一年以上ある。受験が終わってからでも良い。だから、大丈夫。」


二人に心配させたくなくて、自信が無いわけではないと伝えたくてムリして笑った。



………だけど、二人にはそれが違う風に伝わたったとも知らずに――