「ん〜、噂にはなったけど、凪咲と同じクラスじゃなかったし……これほどではないかな〜」

「うん…だよね…」


今回の噂はホントにヤバい

人の噂も七十五日なはずなのに、100日は経ってそうだよ〜(汗)


「あっ、そういえばさ、どうやって霧川のこと好きになったの?なんかさ、“え?ホントに私、霧川のこと好きなの⁉”みたいな感じとか、ならなかったの?」


千紘が言う。


「最初はね、本当に好きかどうかよく分からなかった。気持ちがモヤモヤっとしてて。でもね、毎日あって顔合わせてると“あぁ、やっぱり私は間違ってなかったかもなぁ、友樹がやっぱり好きだなぁ”って思ったの。」