「えっ!?どうして?」






『ハロー、元気?』







部屋に入って来たのは…







椎名先生だった。





「え?え?え?」





『嬉しそうだね。』





いや…そんなことはないけど、なぜ?






ハテナが頭から弾けそうな私をよそに近づいてくる椎名先生。






『はい、そのまま横になって。』







そしてその命令口調…懐かしい。いや、違う!どうしてだ?







『早く横になる!』






両肩を押されてベッドに仰向けになると、手慣れた様子でシャツのボタンを外し始めた。







『じゃあ、僕はこれで。』






そう言ってたけるは部屋を後にしていく。







待ってよぉ!置いていかないで、せめてこの状況を説明して…。