クールで一途な国王様は、純真無垢な侍女を秘蜜に愛でたおす

「レオン様? いかがなさいましたか? あら」

暗がりの部屋の奥から薄地の布を身体に巻いた、髪の長い女性がレオンの背後に歩み寄った。近くで見ると、果実のような豊満な白い胸が透け、化粧も濃くてアンナは一目で娼婦だとわかった。

「可愛い子猫ちゃんね。ふふ、あなたもご一緒する? 三人だともっと楽しいわ。ねぇ、レオン様」

怪しく真っ赤な唇を歪ませ娼婦の女はクスリと笑いながら、白蛇のような腕をレオンの身体に絡ませた。

「おいおい。三人って、君も大胆だな。別にそういうの嫌いじゃないけどね」

しっとりとした髪の毛を掻き上げて、レオンが誘うように口の端を押し上げた。