「みかんなどはいかがでしょう?」と巫女姫テト。

とふと夜空に月が登ったのを思い出す。
たぶんここはずっとこのままなのだ。

GCではゴシュン五世が頑張っていた。


「金属危機に関する資料だが銅鉱山の調査に当たらせている。
一方で環境汚染も心配だ」とゴシュン五世。

翌日の会議だ。

「重金属ですね」とオルセーヌ・オルファン。

「そうだ」とゴシュン五世。
ふと躊躇う。

「我々、生きていくために環境に介入する必要がある。
基礎的な学術調査をしているのはそのためだ。

それを理解しない反動分子もいるようだが」とゴシュン五世。

首をふる。

「いやその話はもういい」とゴシュン五世。