* 学校に行く前、いつもの神社に寄った。 心地いい風が吹き、かわいらしい鳥の鳴き声が聞こえる静かな朝。 私は鈴を鳴らし、深くお辞儀をする。 胸の前で手を合わせて、目を閉じた。 “白石さんが早く元気になって、退院できますように” 目を開けた私は、晴れた青い空を見上げる。 まだまだお願いしたいことたくさんあるけど、欲張りすぎだよね。 「よろしくお願いします。また来ます」 そう言って私はもう一度頭を下げ、神社をあとにした。