午前中に退院する祖父の迎えにみんなで病院へ向かう。 楽しいピクニックへでも行くような双子に遊びに行くんじゃないからねと言い含めて車を降りた。 病室に行くと元気そうな祖父が破顔した。 「あぁ。澪。それに龍之介くんも。」 「心配しました。 お元気そうで何よりです。」 「いや〜。悪いな。手間をかけて。」 「水臭いこと言わないでください。」 孫娘よりも親しげに話す龍之介と祖父は手を取り合って病室を出る。 祖父のことは彼に任せて澪は支払いなどを済ませる為に窓口へと向かった。