モヤモヤとした風景から、やがてハッキリと映る映像は

またあの公園だった。

ただ1つ違うのは、その公園には なんと

みーを見ている僕と支配人がいた。

えっ、何?どういうことなんだ??? 

僕は状況が呑み込めず、そのままこの予想を上回る

映像の続きを見た。

その映像は、僕が風になる前の支配人とのやり取りで、

念の玉を見つめている光景だった。

「いいか、見てろよ。お前はもうすぐ風になるから。」

支配人にそう言われ、僕はあの時の様子が

どんな感じだったのか、

急にこの映像に興味を持ち始めた。