目的地は決まらないまま、車を走らせる。
今日は、ドライブデートかな?と、思っていたら、藍原が突然声をかけてきた。
「明日香」
「なんですか?」
「これから、道が、左右に分かれる。どっちに行きたい?」
「突然ですね」
「早く言わないと、このまま引き返す」
「えっ?!それは嫌ですよ!…じゃあ、…じゃあ、右」
「よし、これで目的地は決まったな」
「え?!どこ行くんですか?」
驚く私を見て、藍原はとても楽しそう。
「着いてからのお楽しみ」
それだけ言うと、車は右折した。
…なんだか、ドキドキする。
こんなデートもあるのか?
ドキドキ、ワクワク。
…。
そして着いた目的地は。
「…わぁ」
「ほら、降りるぞ」
手を引かれて歩いていくと、大きな門の前。
「ずぅっと、憧れてたんです」
「じゃあ、これも初体験だな」
私が頷くと、藍原も嬉しそうな顔をして、入場した。
ここは、テーマパーク。そう、遊園地。
友達と、家族としか行ったことのなかった。
いつか、彼氏ができたら、来たいと思っていた場所。
今日は、ドライブデートかな?と、思っていたら、藍原が突然声をかけてきた。
「明日香」
「なんですか?」
「これから、道が、左右に分かれる。どっちに行きたい?」
「突然ですね」
「早く言わないと、このまま引き返す」
「えっ?!それは嫌ですよ!…じゃあ、…じゃあ、右」
「よし、これで目的地は決まったな」
「え?!どこ行くんですか?」
驚く私を見て、藍原はとても楽しそう。
「着いてからのお楽しみ」
それだけ言うと、車は右折した。
…なんだか、ドキドキする。
こんなデートもあるのか?
ドキドキ、ワクワク。
…。
そして着いた目的地は。
「…わぁ」
「ほら、降りるぞ」
手を引かれて歩いていくと、大きな門の前。
「ずぅっと、憧れてたんです」
「じゃあ、これも初体験だな」
私が頷くと、藍原も嬉しそうな顔をして、入場した。
ここは、テーマパーク。そう、遊園地。
友達と、家族としか行ったことのなかった。
いつか、彼氏ができたら、来たいと思っていた場所。