最初はどうでもよかった。
地味子とか、何も楽しい事ないじゃんって思ってた。

そうやって、誰かのことを見下して自分の存在意味を

存在理由を作りたかったんだ。




でも、あの子を知れば知るほど頭の中が愛でいっぱいになる。
任された仕事はしっかりするし、みんなが過ごしやすいように隅々まで心配りをしている。

何より、人に好かれようと無理して媚びいてるわけじゃなかった。
ただ、精一杯に頑張ってた。
誰も見てなくても。

そんなところに惹かれたのかもしれない。