「それってさ…
俺が言うことじゃないかも知れないけど、『好き』なんじゃないの?
神城のことが。」

「え…?」

私が、神城くんのことが好き…?
女の子と仲良くしてると嫌になるのは、神城くんが好きだから…?

あぁ、どうしよう。
気づくの遅かった…。
もう、関わるなって突き放してしまった…。
もう、手遅れかな…?








でも、私…









「恭ちゃん、私…」

「行っておいで」

まだ、諦めたくない!!


恭ちゃんの優しい微笑みに見送られてカフェを飛び出した______________________________。