「ま、とりあえず入りなよ。」

そう言って家に招き入れた。

「…で、アメリカから帰ってきたの?」

「うん、父さんが仕事でまたこっちに帰ってきたんだよ。
だから、愛の学校に通うことになったからよろしくな?」

「ほんと!良かったよ!
今、1人だからさ。あたし。」

「人見知りだからだろ〜?
話しかければいいのに…」

「無理だよ、今なんて変なチャラ男に好かれてて、今日喧嘩して私が帰ってきちゃったところだもん…」

「え、男…?」

「うん。なんか、モテるみたいで私に対して嫌がらせばかりするから」

「そうなんだ、とりあえず明日からよろしくな?」

「うん!」

そして、恭ちゃんは帰った。