そのときだった。



「……慰めてやろうか?」


………え………?

……何?



幻聴?




「慰めてやろうか?」



………じゃない。



誰か、いる。


サーーーーッと一気に血の気が引いた。



顔を上げて部屋中を見回すけど、それらしい影はない。






「だっ誰!?どこにいるの!?」


「……ココだよ」