『ちょいちょい、失礼でしょ〜が。』



「そうですよ、失礼ですよ2人とも。
那智くんは生まれてくる性格間違えちゃったんですよ!」



『おい、おい。』



それもそれで失礼だろう。
というかトドメだろ、それ。


はぁと深くため息をつく俺を見て3人は笑った。
笑い声じゃねぇつーの。



『そ〜んで、なんの用?』



「あっ、そうでした。
僕、今日、夜ご飯作ろうと思うんですけど一緒にどうですか?」



『あ〜。』



ポケットからスマホを取り出して時間を確認する。
今は18時。



「なんか用事あるの?」



『バイト〜。
だから、今日はパスで。』



スマホをポケットに戻して、ヘラりと笑う。



「あ?お前、早速バイトかよ。」



『んまぁ・・・。』



「そんなに金に困ってんのかよ、お前。」



ズカズカと部屋に入ってきて、ベッドに寝転んぶコウキ。