ダメ、、。

目をそらすのよ、私

じっと見つめられ、私の瞳は自由を奪われる

「、、、、好き」

口をついで出た言葉に、私はハッとして息を飲んだ

冷や汗と一緒に指先がカタカタと震え出す

私、なに言った？

弘人さんは驚いたらしく、目を見開いて固まってる

終わった、、、

もう、無理だ。
私の恋は流砂に飲まれるように沈んでいく

二度と上がることはない

私は居たたまれなくなり、その場から逃げ出した

弘人さんの呼び声にも、振り向かずに、、、