『うん大丈夫........ 迷惑かけたくないし』 元々仕事人間の彼のことだ、お腹の子の存在を鬱陶しく思うかもしれない それをつきつけられるのが怖いし、押しつけたくない 彼の邪魔をしたくない 今考えれば、あの日ドタキャンされて良かったのかも お腹の子を拒絶されなくてすんだ 「そっか」 そんな私の気持ちを分かってか、そう言ってくれたおかげで、気持ちが少し楽になった気がする