雷王に愛された花

「次はここに寄ってもいい?ユリンたちにおみやげを買って帰りたいの。」

「ここは?お菓子屋さんか?」

「えぇ、この街で一番人気のお店よ。奥でおじさんが作っているのよ。だから、どれも作りたてなの。」

「へぇ、おいしそうだな。俺もあれを食べてみたい。」

「意外だわ。甘いもの苦手そうなのに。」

「笑うなよ。好きなんだ。結構。」

「ごめんなさい、でも嬉しいわ。私も甘いもの大好きなの!私たちがここに来たら絶対買うものはあのシュークリームよ。カスタードが最高なの。それと、、、今日はクリスと同じマカロンにしようかしら。」

「シュークリームもうまそうだよな。俺も買おう。」

「じゃあ、シュークリーム3つとマカロンも3個お願いします。」

「はいよ、シュークリーム3つとマカロン3つね!」

「俺が払うよ。」

「え?そんなの悪いわ。」

「大丈夫だ。」

「そう?じゃあ、ありがとう。」

「あぁ。それに案内してくれてありがとう。」