「ふたりで来たの?珍しいね」 「前田さん体調悪いんですか?」 「いやいや、でももう歳だからねえ」 「バイト雇ってないんですか?」 「そろそろ募集しようかと思って」 あ、めいちゃんどうする?」 「わたしもお任せにしてみます」 前田さんはもういつもみたいにテキパキと 厨房へ入っていった