「優奈は本当に東京に行きたいんだな?」

真剣な顔でお父さんは聞いてきた。
お兄が少し話をしていてくれたのかな? やるやん

「うんもちろん。人生やり直すの!!!!」

「東京は厳しいぞ?ましては芸能界なんて、、、」

「厳しいことくらい知ってるよ!!!芸能界だって乗り越え、、、え?芸能界?」

「上京したら芸能界に入るっていう約束絶対忘れるなよ?」

「もちろんです!お父さん!お母さん!」

犬とじゃれていたはずのお兄が私の隣に現れて凄い生き生き言った。

「なっ!優奈!」

太ももをちん握られた。ここはおにいに話を合わせる方が得策のようだ・。