「ねえ、おにい」

「ん?」




「東京行って人生やり直そう」


「。。。」


まぁ、わかってる。 
流石にこんな馬鹿な妹に対して承諾してくれる兄ではな


「いいよ」

、、、承諾してくれる、、、兄であった。




そこからの私たちの行動の速さは凄まじかった。


おにいと手分けをしてまずは物件を探した。

次に私は受験する高校、お兄は転校する学校。

そして親を説得する方法。

この3つを土日を使い調べ尽くした。

久しぶりにこんなに頭を使ったため私の頭はパンク寸前だった。