家に着いた私は兄と一緒にテレビを見ていた。

テレビに映るのは街角インタビューされている女子高校生たちだ。

この時のおにいは高校1年生。

私よりも大きな体をしている。 
そのせいか学校でいじめられてしまい不登校になってしまった。

でも私はどんなおにいでもとても好きだった。






私はおにいにキラキラしてほしい。 




前みたいに明るく笑ってほしい。





これが私の思いだった。


朝陽君に振られてなのか、ただ馬鹿なのか知らないけど

この日の私は相当頭がおかしかった。