「どんまい!」 奏太の頭をポンポンと叩いて先に公園から出る あとを追ってくる奏太はすぐに私に追いつく この3年間 何度この道を歩いただろう 茜色の夕陽は沈むと まだ少し肌寒い 冷たい風が吹いてきたから 少しだけ手を繋いであるこう 風になびく桜並木道 これからは別の道を歩いて行くけれど また必ず会えるから……