転校先のオオカミくん

「わかんないよ!」


「まあ、集まる前に逃げよう。」


「う、うん?」


真紀にいくよと手を引っ張られて弁当を持って教室を後にする。


「真紀ーどこに向かってるの?」



「人が少ない場所。」



人が少ない!!めちゃめちゃいいじゃん!

楽しみだな〜♪


1人でワクワクしていると、そこについたようで、


「ここ。」

と言った。

そこには大きな木が1本あり、木の陰に入ってみると涼しい風が吹いてきて気持ちい。


「いい場所だね。」


「でしょ。」

真紀はそう言って木の下にスカーフをひいて座り込む。


「美輝も隣座りな。」


うんと返事をして真紀の隣に私も座り込む。