会社にいくと早速プロジェクトの集まりがあった。 プロジェクト夢日和。 今、建設中の埋立地の開発。 そのプロデュースを我が社が担っている。 商業施設プロデュース業のプラシデス社は商業施設を建てようと思い立つところから、運営まで様々な分野の仕事をしていた。 会議室へ入って後ろの方の席へ向かおうとすると高宮課長に声をかけられた。 「藤花はこっち。」 と、藤花って。 しかも顔が怖くない。 優しくて目尻が下がってて、昨日までの俊哉さんがそこにいた。