「ルナ様…女の幸せって何ですかね?」
「え?アイル、急にどうしたの?」
ルナ様の入浴中
ルナ様の体に付いた無数の甘い印を眺めて、つい口に出てしまった
「両親が…結婚を…望んでいるみたいで」
「まぁ、アイルもお年頃だもんね」
そうだよね
やっぱり、そういう年頃なんだよね
「お見合い写真とか…送られて来たんですよね」
「ふーん、お見合い写真……えっ?!!お見合い写真?!!アイル、お見合いするの?!」
ザバッと湯船から立ち上がるルナ様
スタイル抜群の裸体が丸見えだ
私は、素早くバスタオルをルナ様に巻き付ける
その間もルナ様は、なぜか慌てている
私以上に慌てている
「あ、相手は?!こ、この事、ラルム様知ってる?!お、お見合いっていつするの?!私、アイルを幸せに出来る人じゃないとアイルをお嫁に出す気ないからね?!」
私を幸せに出来る人じゃないとお嫁に出さない…
ルナ様が私を大事にしてくれてるのが分かる言葉だ
凄く嬉しい


