私が、絶対、瑠衣を守るからね
安心して
そんな意味を込めて、瑠衣の肩に手を置くと不思議そうに私のことを見てきた
そういえば、と思って
物知りな瑠衣に生徒会のことについて聞いてみた
「ええっ!!芽依、知らないの?!」
「う、うん」
ありえないっていう顔で私を見つめる瑠衣
「あのね、あの人たちは入学試験を早めにやる代わりに難しい問題でやって首席合格みたいなもんで、私たちより、先に3月からこの学校に入ってた私たちと同じ1年生よ!特例で、3月から入れてもらってたんだって」
「えっ?!ちょっと待ってあの人たちって私たちと同学年なの?」
「そうよ!入学早々、特例で生徒会になったの!そして、ファンクラブの会員は全員500人を超えていて、中でも桐生くんは会員数NO.1の734人もいるらしいわ。それに、現在進行形で会員は増えてるの!何よりも、全員1年生っていうのがすごいのよね」
「そ、そうなんだ」



