イライラしてる私は、少し強めにキーを打ちながら作業を進める

時刻は17時

目標、40分で終わらせてやる!

これ、日本語だし、まぁ、すぐ出来るよね

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ


よし、終わったー!

時間は、

17時39分!

目標達成〜!

「出来ました。次ください。会長」

「「「は?」」」

生徒会メンバー全員が私の方をみる

「あんた、もう終わったの?」

「はい...?終わりましたよ?」

そんなに驚くことかな?

「あの量を?」

「えぇ...?」

「......あ、えっとじゃあ」

ずっと黙っていた会長がやっと言葉をひねり出してきた

「なんか、軽食を作れ」

「え?こんな奴になんか作れるって思ってるの?珀ちゃん」

「失礼な!私だって、別にそのくらい作れますよ!オ・ネ・エ・先輩!!」

イラッときたから、オネエを強調して言ってあげた

「だから、オネエじゃないっつの!!」