生徒会の姫と秘密


名前が分からないことを察したのか、

オネエの人が

「『こいつ、ホントにみんなのこと知らないのね』アイツは、真斗ね。久野 真斗(くの まなと)。真斗は広報」

なにやら、ブツブツと呟いた後に紹介していった

「で、1番でかいのが飛鳥。柊 飛鳥(ひいらぎ あすか)会計担当」

名前を言う度にとりあえず会釈していく

「そこの、メガネが翠。双葉 翠(ふたば すい)一様、副会長ね。あの、黒髪の会長が珀。桐生 珀(きりゅう はく)」

へぇー。なるほど

「で、アタシが堂峯 尊(どうみね みこと)よ。書記ね」

『なるほど、オネエ先輩は書記なんだ』

「あ"ぁ??...アタシはオネエじゃないっつの!!」

『げっ、全部言ってた?!...だとすると、女装してて、喋り方からオネエじゃんってことも聞かれてたかな?!』

「はぁ???!!!...こんの、クソガキ!!全部言ってるんだよ!!」

「ひぃっ!ごめんなさい!」

そう言って、オネエ先輩から離れると、

「まて、逃げるんじゃないわよ!」

と言って追いかけてくる

もう、謝ったじゃーん(泣)