この呪文を唱えると自然とその妖がいる所が脳内に映像みたいな感じで、伝わってくるんだ
着いたところは
学校から離れたとこの路地裏
これまた怨霊だ
多分、ビルから飛び降りて自殺でもしたのだろう
その証拠と言っていいのか分からないが、腕などがあらぬ方向に曲がっている
『なんで、なんでよ!!ここまでしたのに!あの人は、私のとこに来てくれないの!!私を見ないなら死ねばいいのよ!!』
うわぁー
なんか言ってること結構、痛いヤツだよねー
「そんな重いヤツに振り向くわけないじゃん」
ついつい言ってしまった
「海都、早く祓っちゃお!」
「うん、だねー」



